シェフの「素材の風味を活かしたい」という声を受けて、蓋の裏に「ピコ」が採用されました。これは約50年前から変わらぬ、ストウブが生み出した独自の構造です。
蓋裏の突起「ピコ」や「システラ」により、食材から出る旨みたっぷりの水分を逃すことなく、鍋内部で循環させる「アロマ・レイン」という仕組みが誕生しました。
厚みのある鉄鋳物が食材に優しく火を通し、出てきた水分が蒸気となって立ち上ります。蓋裏で水滴に戻り、「ピコ」や「システラ」を伝って雨のように食材に満遍なく降り注ぎます。だから、食材全体がパサつかず、ふっくらジューシーな仕上がりに。
こうした水分の循環を繰り返すことで、素材の風味を凝縮し、食材本来の旨味を引き出すことができます。この「アロマ・レイン」の仕組みによって、ストウブは世界中の星付きレストランのシェフ達に選ばれ続けています。
さらに、重みのある蓋が適度な気密性を保ち、蒸気をしっかり密閉。これにより、食材から出た水分を活かした無水調理が可能に。素材そのものの味わいを楽しめます。