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包丁は、使い続けるうちに切れ味が落ちてしまいます。しかし、研ぎ直せば切れ味は復活するので、どの状態が買い替えのタイミングなのか判断が難しいでしょう。そこで今回は、包丁の寿命を見極めるポイントと、長く使うコツについて詳しく解説します。
包丁は、使い方とメンテナンスにより、長く愛用できるので、正しい扱い方をマスターしておくとよいでしょう。最後におすすめの包丁もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
公開日: 2025年4月15日
目次:
包丁の寿命はどのくらい?
包丁を買い替えるタイミングとは?
包丁の寿命を延ばすポイント
包丁の正しい研ぎ方とは?
幅広い食材にぴったりのおすすめ包丁3選
まとめ
包丁には、もちろん寿命があります。ただし、使用頻度やお手入れの仕方によって寿命が大きく異なり、一言で「寿命は〇〇年」と明言することはできません。使い方を誤ると刃が欠けてしまったり、お手入れを怠るとサビてしまったりと寿命を縮めてしまうこともあります。
包丁は、正しい使い方を守り、お手入れをすることによって品質を維持しながら長く使い続けることができます。長く使うためにも、包丁の寿命を左右する要因を確認しておくとよいです。
包丁の寿命は、いくつかの要因によって左右されます。ここでは、包丁の持ちを左右する4つのポイントをご紹介します。
包丁の寿命は、使用頻度によって大きく異なります。プロが使用するような使用頻度の高い包丁は、頻繁に研いでメンテナンスするため、刃のすり減りが早く寿命も短くなるでしょう。一方、家庭で使用する包丁は、研ぎながらお手入れする頻度は低いため、10年以上使用できる場合もあり長持ちします。
どんな包丁でも、切れ味を保つため定期的に研いでメンテナンスすることで、長期間快適に使用することができます。
包丁の寿命は、材質によっても異なるでしょう。包丁の材質は、主にステンレス製と鋼製のものがあり、それぞれ特徴が異なるため、材質に合う使い方やメンテナンスの方法が正しくできているかが寿命を大きく左右します。
ステンレス製の包丁は、サビにくくお手入れがとても簡単で、家庭用の包丁として広く普及しています。砥石で頻繁に研がなくてもある程度切れ味もキープできるため、楽に長く使用できるでしょう。
一方、鋼製の包丁はステンレス製に比べて切れ味がよく、刃が劣化しにくい特性がありプロの現場で使われることも多いです。ただし、非常にサビやすいので、使用後は速やかに洗って乾燥させるといったメンテナンスをすることで、長くお使いいただくことができます。
包丁の寿命は、品質によっても大きく異なります。包丁の品質は、価格に直結していることが多いため、高価な包丁ほど長持ちする可能性が高いです。極端に安価な包丁は、すぐに切れ味が悪くなったり刃が欠けたりしやすく、長く愛用するのは難しくなる場合があります。一方で、高価な包丁ほど、丈夫な鋼材を使用しており、適切なお手入れをすれば長持ちします。使用頻度や扱い方次第では、一生ものとして使い続けることも可能です。
ツヴィリングの包丁は、刃先から峰まで優れた鋼材を使用しており、適切に研ぎ直しを続けることで、三徳包丁がペティナイフのようなサイズになるまで使い続けることができる例もあります。高品質な包丁は初期費用が高く感じるかもしれませんが、適切なメンテナンスを行えば、3世代にわたって使用できるほどの耐久性を持っています。長期的に考えれば、コストパフォーマンスに優れた選択になるでしょう。
どんな包丁も、刃を研ぎながらお手入れすることで切れ味をキープして長持ちさせることができます。しかし、持ち手(柄)の部分が壊れてしまったら刃の状態に関わらず寿命を迎えてしまいます。
持ち手が故障せず長持ちするかどうかも、包丁自体の寿命に大きく影響するでしょう。持ち手部分がぐらついたら、怪我をする危険もあるため買い替えが必要です。食洗器を使ったり濡れたまま放置したりすることで、持ち手部分が傷んでしまうこともあるので、取り扱い説明書を確認して正しい扱い方を押さえておきましょう。
包丁を買い替えるタイミングは、研いでも切れ味が戻らなくなったり、刃が大きく欠けたり折れたりした時です。包丁は、切れ味が悪くなっても砥石やシャープナーで研ぎ直すことで、切れ味が復活します。しかし、何度も研ぎ直しを続けていくと刃に厚みが出てきて、切れ味が戻りにくくなるので、この状態になったら買い替えのタイミングと判断してよいでしょう。
また、持ち手の部分がぐらついたり、ひびが入ったりなど傷んできたときも買い替えのタイミングです。怪我や事故につながるため、直ちに使用をやめて買い替えることをおすすめします。
包丁を少しでも長く使い続けるために、寿命を延ばすポイントを押さえておきましょう。具体的な使い方やメンテナンスの方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。
包丁の寿命を延ばすために、刃こぼれや摩耗しにくい硬い素材を選ぶのもひとつの方法です。
硬い素材の包丁は、摩耗しにくいため、研ぐ頻度を抑えられます。
また、丈夫な素材で作られた包丁は、刃こぼれもしにくく長く使い続けることができます。
包丁の寿命を延ばすために、使用後は毎回中性洗剤でしっかり洗って、水分を拭き取ることが重要です。ステンレス製の包丁は、サビにくいと言われていますが、水気や汚れがついたまま放置すればサビてしまう可能性もあります。鋼製の包丁は、サビやすいので使い終わったタイミングですぐに洗って乾かす工程は必須です。
サビが進行すると、刃が欠けたりもろくなって折れたりする危険があり、あっという間に寿命を迎えてしまいます。そのため、使用後は必ず洗剤で洗って水気を拭き取ってください。
包丁の寿命を延ばすために、刃の状態をキープすることが重要です。刃が欠けてしまうと、切れ味が著しく劣化して寿命を縮める原因になります。刃が欠けないようにするために、使用する際はまな板を使用して、硬い食材を無理に切らないようにしましょう。
また、保管する際は包丁同士が触れ合った状態で保管すると、刃が欠けたり傷ついたりすることがあるため、専用の包丁ケースや保管スペースで保管するか、一本ずつ布で包んで個別に保管することをおすすめします。
包丁の切れ味をキープするために、砥石やシャープナーで研ぐことは重要です。しかし、刃は研ぐごとに少しずつすり減っていくため、研ぎすぎると包丁の寿命が縮んでしまいます。
家庭で一般的に使用するステンレス製の包丁であれば、使用頻度や品質にもよりますが1〜3ヶ月に一度のペースで研げば十分です。丁寧にお手入れすることも大事ですが、研ぎすぎは寿命を早める原因になるため、正しくメンテナンスすることを心がけましょう。
包丁を研ぐ際は、砥石かシャープナーを使用します。砥石は、正しい研ぎ方をすれば切れ味が長持ちしますが、研ぐのにコツが必要です。簡単に切れ味を取り戻したい時は、シャープナーで研ぐこともできます。
1.包丁を3点で持ち、砥石のせ刃を当てる角度を決める
包丁は砥石に対して15度の角度で当て、最後までこの角度をキープしたまま研ぐのがコツです。
2.研ぐ
砥石に刃を手前にしてのせ、包丁をゆっくり動かしながら研ぎます。
3.反対の面を研ぐ
包丁を返して、裏面も同じように研ぎます。
4.カエリ(バリ)を取り除く
包丁を研ぐと、刃の先端が反り返ったカエリ(バリ)ができることがあります。
カエリができていたら、刃を砥石か新聞紙等にあてて軽く擦って取り除きます。
1.シャープナーを平らな場所に置く
シャープナーが滑ると危険なので、滑りにくい平らな場所にセットします。
シャープナーの溝に包丁を入れ、5~10回動かして研ぎます。
ここからは、幅広い食材に対応するおすすめの包丁をご紹介します。
オールステンレスでスタイリッシュなデザインが人気の包丁です。ナイフの中央部にウエイトが配置されているため重さを感じにくく、湾曲したハンドルは手にしっくり馴染むため、使い心地がよく、料理中の負担を感じにくいという特徴があります。
ハンドルカラーが8色展開で、自分好みの包丁を見つけやすいおすすめの包丁です。お値段もお手頃で、料理初心者の方やこれから一人暮らしを始める方へのプレゼントにもぴったりです。食器洗い乾燥機の使用も可能で、手軽にお手入れできます。
コンパクトな16.5cmサイズで、手に吸い付くような握り心地の包丁です。手に程よくフィットするため長時間使用しても疲れません。スモーキーピンクのデザインも可愛らしく、キッチンを明るく演出してくれます。
包丁の寿命は、使用頻度や使い方、素材によって異なります。正しく使ってメンテナンスをしていけば、長くお使いいただけます。ご紹介した寿命を延ばすコツを押さえて使用すれば、お気に入りの包丁を長く愛用できるでしょう。
切れ味が悪くなってきたら、砥石やシャープナーで研いで切れ味を取り戻すことで、再び快適に使用できます。包丁の正しい扱い方をマスターして、自分好みの包丁を長くご愛用ください。
ツヴィリング マーケティング部 監修
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