包丁の洗い方とお手入れについて
包丁を長持ちさせるためには、清潔に保つことが大切です。長期間愛用いただくためのヒントをご紹介します。
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包丁を洗うことの重要性
包丁を長持ちさせるためには、清潔に保つことが大切です。洗うことを怠ると、切った食材からの影響を受けて切れ味が悪くなったり、使ったまま放置して錆びつかせたりするなど、包丁が劣化する原因になります。
また、季節によっては菌が繁殖して食中毒を引き起こすことも。調理中は食材ごとに包丁をこまめに洗い、水気をしっかり取り除いてからふたたび切ることをおすすめします。
包丁を洗う時のポイント
汚れを落とす
やわらかいスポンジや食器用の中性洗剤等を使い、汚れをきれいに洗い落とします。
乾燥させる
乾燥したタオルや布巾、ペーパー等で水気を完全に拭き取ります。
洗う際のスポンジの持ち方・使い方
洗う際は、洗剤をつけたスポンジを二つ折りにし、包丁の峰（背側）側から挟みます。包丁の刃先に向かって、ゆっくりとスポンジを動かし、刃両面の汚れを落とします。刃側からスポンジを挟むと怪我をしやすいので、注意してください。
包丁を洗う際の注意点
塩素系の漂白剤等は錆びの原因となるので注意が必要です。
また、食器洗乾燥機は、対応する包丁かどうかの確認が必要です。ハンドルの材質によっては劣化を早めたり、包丁の構造により水滴や雑菌が入り込み、錆びの原因となる可能性があります。
食洗機対応の包丁であれば基本的に問題ありませんが、包丁を長く愛用したい場合は手洗いが推奨です。
包丁の基本的なお手入れ方法
包丁を使用した後は、すぐに水で流し、中性洗剤で洗って水気を拭き取るのが基本的なお手入れの手順です。
《お手入れの手順》
1.使用後はすぐに洗う
包丁を使用した後は、速やかに水で流します。特に酸や塩分の強い食材が付着していると錆びの原因になるため、すぐに洗い流しましょう。
2.中性洗剤で全体を洗う
中性洗剤で、刃の汚れを落とします。柄の部分も丁寧に洗います。
3.布巾などで水気をしっかり拭き取る
刃や柄についた水気を、布巾で拭き取ります。
4.乾燥させる
風通しのよい場所で、しっかり乾燥させます。数日間使用しない場合は、油を塗ってペーパーで拭き取っておくと、錆び予防になります。
5.保管する
湿気の多い場所を避け、通気性の良い場所で保管します。
木製ハンドルのお手入れ
木製ハンドルの包丁は食洗機は使用せず、中性洗剤で手洗いし、乾燥したタオルや布巾などで水気を完全に拭き取ることが大切です。また定期的にオイルを塗ることで、長く愛用することができます。
プラスティック製ハンドルのお手入れ
プラスティック製のハンドルは、衝撃や傷に強く耐久性に優れています。温度の変化にも強く、包丁によっては食洗機の使用も可能ですが、長くご愛用頂くには、手洗いでのケアが推奨です。
包丁の保管方法とは？
包丁を保管する際、気をつけたいポイントは「湿気」です。どの素材の包丁であっても、錆びや変色は起こりえます。錆びや変色予防のためにも、湿気が少なく通気性のよい場所で保管しましょう。包丁どうしが触れ合うと、傷ついたり切れ味が落ちたりするので、専用の包丁ケースや包丁立てを利用するとよいです。
長期間保管したいときは、包丁を一本ずつ新聞紙に包んで保管します。新聞紙の吸湿性とインクの油分により、錆びが防止できます。特に大切な包丁など、しっかりと保管したい場合は刃物油や防錆紙の使用がおすすめです。また、一本ずつ包むことで他のものに触れて傷つけることなく保管できます。
まとめ
包丁を長持ちさせる秘訣は、日々のお手入れを正しくすることです。使用した後はすぐに洗って、水気を拭き取り、通気性の良い場所で保管しましょう。この手順を押さえておけば長持ちします。
日々使うたびにお手入れしておけば、大きなメンテナンスをしなくても錆びにくく切れ味も長持ちする包丁になります。日々の簡単なお手入れを習慣化して、お気に入りの包丁を長持ちさせましょう。
ツヴィリング マーケティング部 監修
