ハンバーグを美味しさや鮮度を保ったまま冷凍保存するためには、いくつか注意しておきたいポイントがあります。美味しく安全に冷凍保存するために、ご紹介するポイントやコツを押さえて上手に保存しましょう。
成形で割れないようにする
ハンバーグを成形する際は、ひび割れがないよう表面を滑らかな状態にしておくのが美味しく食べるコツです。ひび割れがあると、フライパンで焼いている途中で肉汁が出てしまったり、最悪の場合は割れてしまったりすることがあります。脂肪分の多いひき肉を使用すると、表面が割れにくく肉汁を閉じ込めやすくなるのでおすすめです。
手で直接こねない
作ったものをすぐに食べないときは、素手で食材を触るのは控えた方がよいです。手に付着している雑菌が食材に入り込み、時間を置く間に繁殖して傷んでしまう可能性があります。こねる際は、ビニールの手袋を使用して、食材を直接手で触らないように注意しましょう。ひき肉は、手の温度で柔らかくなり傷みやすいため、手早く混ぜるのも注意したいポイントです。
玉ねぎは事前に炒めておく
玉ねぎを事前にフライパンで炒めて水分を飛ばすレシピがおすすめです。焼く前のタネの状態で保存する場合は、生の玉ねぎを混ぜると、タネの調味料と混ざることで水分が出やすくなり、水っぽくなったり傷みやすくなったりします。事前に加熱して水分を飛ばし、しっかり冷ましてから肉に混ぜる方法がおすすめです。
両面を先に焼いてから蒸し焼きにする
ハンバーグを焼いてから冷凍する際は、両面にしっかり焼き色が付くまで焼いてから、弱火で中までじっくり火を通す焼き方がおすすめです。表面を先に焼くことで肉汁を閉じ込めることができ、解凍後もジューシーな食感や旨味を味わえます。両面に焼き色が付いたら、蓋をして弱火で蒸し焼きにするとふっくら仕上がります。
小分けにする
ハンバーグを冷凍保存する際は、1つずつラップに包んで小分けにしておくのがポイントです。冷凍庫は乾燥しているため、空気に触れるとパサつきやすく、酸化による傷みの原因になります。できるだけ空気に触れないよう密閉して保存しましょう。小分けにすることで、必要な分だけ取り出しやすいメリットもあります。