【キャベツの冷凍保存方法】保存期間や解凍方法とは？おすすめのキャベツレシピも紹介

キャベツは生のまま冷凍するのがおすすめです。生のまま冷凍すると、キャベツのシャキシャキとした食感が残りやすく凍ったまま調理ができます。冷凍する際は、密閉できる冷凍用の保存袋を使用するのがおすすめです。

キャベツを密閉できる冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて口を閉じ冷凍庫へ入れます。

余分な空気が入りにくくするために、口を閉じる前にキャベツを平らに伸ばして厚みを均等にするのがコツです。薄く伸ばしておくと、冷凍庫で場所を取らず保存しやすいというメリットもあります。



注意点として、生のキャベツはガスを放出するため真空保存は不向きです。そのため、生のキャベツを保存する際は真空状態にするのは避けましょう。

また、キャベツは茹でるなどして火を通しておくとガスが発生しません。そのため、キャベツを真空保存したい場合は、必ず事前に下茹で処理を行っておきましょう。



切り方別に分けて保存袋に入れておくと、使用する料理に合わせてキャベツが取り出しやすくなり便利です。

キャベツを冷凍保存しておくと、調理の手間やかかる時間を大幅に減らせるメリットがあります。例えば、炒め物やスープにキャベツを加える時は、凍ったままのキャベツをそのままフライパンに投入するだけで火が通るので、時短につながります。お好み焼きを作る際も、キャベツを程よい大きさに刻んで冷凍しておけば、5～10分程度下準備の時間を短縮することができます。

また、キャベツをカットして冷凍保存しておけば、必要な分だけ取り出して使えるため、食材の無駄を減らせるメリットがあります。丸ごと購入してもすぐに使い切れない分を冷凍することで、無駄にしてしまう心配がなく節約にも役立つでしょう。

冷凍保存したキャベツは、切り方により保存できる期間が異なります。

千切りのように細かく切ると、空気に触れる面が多くなり劣化しやすいため、2週間程度を目安に食べ切るとよいです。串切りやざく切りのように大きめに切る場合は、1ヶ月程度が目安です。

保存期間が長くなると、味や風味が落ちてしまう場合があります。主な原因は、冷凍中に発生した霜による細胞組織の破壊と、空気に触れることによる酸化です。霜が付くと解凍時に水分が抜けてパサつき、シャキシャキ感が失われます。また、酸素に触れることで酸化が進み、風味や色が悪くなったり、味が劣化したりします。そのため長期保存は避け、目安の期間内に食べ切ることをおすすめします。

キャベツを1玉丸ごと買う場合は、葉や軸の状態を確認します。外側の葉が濃い緑色で、みずみずしくツヤがあるものがおすすめです。



店頭に並ぶ際、鮮度が落ちると外葉は外される場合が多いため、外葉がついたものは鮮度がよいと考えられます。軸が変色しておらず、巻きが固くて重量があるものを選びましょう。

カットしたキャベツの場合は、葉がギュッと詰まっていて、芯が太すぎず盛り上がっていないかを確認します。葉の巻きがゆるく、芯が盛り上がっているものは鮮度が落ちている可能性が高いです。芯の断面ができるだけ平らなものを選ぶとよいでしょう。

それではここからは、肉や魚、その他の野菜と合わせることで、食卓の主役になる人気の冷凍キャベツレシピをご紹介します。