さつまいもを長持ちさせるには、寒さに弱いという特性を正しく理解し、適切に保存することが重要です。
特に注意したいのが、10℃以下の環境で細胞が壊れてしまう「低温障害」です。さつまいもを冷蔵庫などで冷やしすぎると、低温障害によって切り口が黒ずんだり甘みがなくなったりするだけでなく、死滅した細胞から一気に腐敗が進んでしまいます。
また、乾燥しすぎると表面がしなびて変色し、反対に湿りすぎるとカビが発生しやすくなります。
保存の際は「洗わず・冷やさず・乾燥させすぎない」という基本ルールを守り、土付きのまま新聞紙やキッチンペーパーで1本ずつ丁寧に包んでください。その上で、風通しのよい13~15℃程度の冷暗所に保管するのが理想的です。ビニール袋などで密閉すると蒸れて傷みの原因になるため、通気性を保つようにしましょう。
もし洗ってしまった場合は、まず水気をしっかり拭き取り、直射日光を避けた風通しのよい場所で半日から1日ほどかけて十分に乾かしてください。表面が完全に乾いたことを確認してから保存します。