MIYABI IKI 牛刀 20 cm

岐阜県関市に脈々と受け継がれる刃物作りの技で、最高の包丁を世界に送り出し続けて20年。
MIYABI アニバーサリー・イヤーを記念した新ナイフシリーズ「粋」を発売

ゼロから設計されたまったく新しい持ち手、水に映る月をイメージした「月虹」ダマスカス・・・
枠に囚われず、進化し続ける職人技で料理体験を昇華させる、MIYABIの今を詰め込みました。

1. 流麗なハンドル
直線と流線を組み合わせた形状のハンドルは、美濃の豊かな水の流れを表現。各刃型に合わせてゼロからハンドルを削り出す熟練の職人技が光ります。
また、完成した表面にガラスコーティングを施す事で、艶・耐久性も向上。加工が難しく希少なメープル瘤材の良さを最大限に引き出しました。粋の工程の中で一番難易度が高く、職人達の技を一から鍛え直すことでやっと実現が可能になりました。

2.まったく新しいダマスカス模様
異なる金属を49層重ねて生み出すダマスカス模様、「月虹」は水面に映る月を思わせる妖しさ。ポイントは刃先側の峰を削ってできた鎬（しのぎ）。文字通り、職人が鎬を削って技を磨いて生み出した、新たな雅の美です。

3.MIYABI史上最高の切れ味
MIYABIの刃付けは、関工場内でもトップの腕の職人だけが携わることを許される工程。
水をかけ流し続けながら研ぐことで、目詰まりと熱を最小限に抑えることで、切れ味が鋭く、長続きします。その上で、粋はMIYABIの中でも最高の硬度を誇る粉末鋼MC66を採用。組織が従来のステンレスと比べ細かく均一なため、本刃付けの切れ味がより鋭く、長持ちします。
また、粋は研削時の刃先の先端部の角度を見直し、より細く刃付けを行うことにより、今まで高硬度の鋼材で課題だった研ぎやすさを大幅に改善しています。

4.限定パッケージ
MIYABIのプラスチックフリーパッケージには、環境に配慮したFSC認証の紙を使用。粋のパッケージは、MIYABI最上位モデルとして、限定デザインのスリーブとインレイでご用意。
また、粋限定での封入になる「正規品証明証」には、美濃和紙を使用しています。
さらに、20周年を記念して、各刃系、全世界限定最初の500本には、手書きのシリアルナンバーを記載した上で、実際に包丁を作った職人達が押印いたします。

■Miyabiブランド20周年記念シリーズ
「刃物の町」岐阜県関市の伝統的技法を、ドイツの鋼材処理技術と融合させることで、世界最高峰の包丁を送り出し続けて来たMIYABI。20年の間に発売された各商品は和の美を象徴する最高級の素材、鋭い切れ味、西洋で求められる扱いやすさなど、様々な要素を絶妙なバランスで両立させてきました。また、優れたデザインや、手作りの滑らかな表面仕上がりもMIYABIの魅力と言えるでしょう。
「粋」は、MIYABIの機能・デザイン美のバランスをさらに昇華させるべく、トップ職人達のスキルを限界まで引き出し、「飛山濃水の地」*1 とも呼ばれる岐阜の風景を表現した、まったく新しいコンセプトのシリーズです。

■雅の美、その先へ
直線と流線を組み合わせた形状のハンドルは、美濃の豊かな水の流れを表現。各刃型に合わせてハンドルを削り出す熟練の職人技が光ります。また、ダマスカス模様「月虹」は水面に映る月を思わせる妖しさ。ポイントは刃先側の峰を削ってできた鎬（しのぎ）。文字通り、職人が鎬を削って技を磨いて生み出した、新たな雅の美です。「粋」はデザインと使用感を通して和を表現する「MIYABIらしさ」に、今の関工場だから可能な「進化」を与えることで実現しました。

*1 飛山濃水（ひざんのうすい）：「飛騨の山、美濃の水」。岐阜県の豊かな自然環境を表現する言葉。