MIYABIを育んだ関の町

「刃物の町」関市の職人技術は、飛山濃水(ひさんのうすい)の地とも呼ばれる岐阜の良質な土、水、炭によって育まれて来た、貴重な日本の文化です。

MIYABIは、その伝統の職人技とドイツの先進的な鋼材熱処理技術を組み合わせることで、日本人の切れ味・見た目に対する美学と西洋で求められるユーザビリティ両方を追求した独自の包丁を開発。

実に130以上の工程を経て、職人の手からあなたの元へ届けられます。


本ページでは、その工程の一部をご紹介します。

ダマスカスプレス

特殊な型を用いてダマスカス模様をコントロール。ここで与えた形状が後から断層のように浮き出る。

各社ダマスカス模様の実現方法は異なる。

焼入れ

ドイツ本社のテクノロジーを活用;鋼材に合った熱処理を加える事で、無二の高い硬度・錆び耐性・靭性を鋼材に与える。

歪みとり

熱処理などによって発生したブレードの微妙な歪みを、熟練の職人が手作業で直して行く。

研削・目通し

刃の表面を整えるのはもちろん、峰など手が触れる場所を角の無い仕上げに。さきほどのダマスカス模様もこのタイミングで浮き出てくる。

ハンドル研磨(柄羽布)

職人が手本となるサンプルを元に、手の感覚だけを頼りにハンドルの形状を再現。3段階の研磨を経たハンドルの表面は、天然木材の良さを最大限に引き出した、驚くほど滑らかな仕上がりとなる。

刃付け

職人がMIYABIの命とも言える鋭い切れ味を包丁に与える。最高峰の本刃付けは、水研を行うことで目詰まりや熱の発生を抑える事で切れ味の鋭さと持ちを最大化。

二重検品

傷の有無から刃の角度、様々な条件を元に検品。その後、パッケージの際にその基準を知らない担当者が「購入者目線で」最後に商品を確認。MIYABIの高い品質を支える大切なステップです。