包丁:基本知識、名称

包丁を買うときに知っておきたい名称をご紹介します。


更新日:2023年6月23日

ハンドル

ハンドルはデザインだけでなく、手に馴染むかどうかも大切です。持ちやすく手に馴染むハンドルの包丁は、しっかり握ることができることによって、切りやすく、また安全に調理することができます。

またハンドルの役割で大切なことは刃と柄の間にかかる重量を均等にすることで、長時間の調理も疲れにくくします。

ツヴィリングでは様々なハンドルの形状、素材の包丁をご用意しております。実際に持ってみて、自分の手に一番馴染むものをお選びください。

プラスティック製ハンドル

プラスティック製のハンドルは、衝撃や傷に強く耐久性に優れています。温度の変化にも強く、包丁によっては食洗機の使用も可能ですが、長くご愛用頂くには、手洗いでのケアを推奨いたします。

木製ハンドル

木製ハンドルには、堅牢で高級な木材を採用しています。木製ハンドルは、持ちやすく使いやすいのですが、天然素材であるため、水に弱く、また変色したり、もろくなったり、割れたりするので注意が必要です。

食洗機は使用せず、中性洗剤で手洗いし、乾燥したタオルや布巾などで水気を完全に拭き取ることが大切です。また定期的にオイルを塗ることで、長く愛用することができます。

マイカルタ

麻や綿と合成樹脂を何層にも重ね、熱と圧力を加えて成型し作られる、木とプラスチックの長所をあわせもつ材質です。木のような見た目でプラスチックと同様、衝撃や傷に強く耐久性に優れています。

仕上げ・他名称


仕上げ

手に馴染むようにハンドルは丁寧に仕上げられており、刃先も最後に職人が研ぐことで、切れ味の鋭い包丁が出来上がります。


ボルスター

ボルスターには刃と柄の接合部分を補強する役割があります。包丁は切るときに刃と柄の接合部分に大きな力がかかるので、ボルスターによって補強しています。

また指が滑ってブレードに触れてしまうことも防いでいます。


包丁の研ぎでは刃先が鋭くなるまで、両側から研いでいきます。鋭い刃をつくるには、上質な鋼材で作られていることが大切です。

セレーションエッジ

ZWILLINGのパン切り包丁やユーティリティナイフなどはほとんとがセレーションエッジと呼ばれる波刃となっています。

波刃の尖った部分が食材にひっかかり、スムーズに切ることができます。

ツヴィリング マーケティング部 監修