スープの保存方法を徹底解説!おすすめの容器、作り置き保存できるスープレシピもご紹介!
鍋いっぱいに作ったスープは、1日では食べ切れないですよね。保存したいけれど、どのように保存したらよいのか悩んだことがある方も多いのではないでしょうか?
この記事では、スープの正しい保存方法からおすすめの保存容器まで、スープを保存するためのコツをご紹介します。
正しい保存方法を押さえ、スープの作り置きにチャレンジしましょう。作り置きにおすすめのスープレシピもご紹介するので、ぜひ日々の献立に役立ててくださいね。
更新日:2023年12月8日
スープの正しい保存方法とは
味付けや具材のバリエーションが多く、栄養面でも大活躍のスープ。そんな日々の献立に欠かせないスープは、何日間か楽しめるように保存したいですよね。
まずは、スープの冷蔵・冷凍保存の方法と、鍋ごと保存する方法を解説します。気を付けたいポイントも詳しく解説するので、チェックしてみてください。
スープの冷蔵保存方法
保存したスープを3日以内に食べ切る場合は、冷蔵保存する方法がおすすめです。メリットは、冷凍保存よりも短時間で温め直しができて、食材の食感が変わることなく食べられること。
冷蔵保存する場合は、調理後に素早く粗熱を取って冷ましてから冷蔵庫に入れるのがポイントです。
熱々のまま冷蔵庫に入れると、スープの温度が下がりきるまで時間がかかり、雑菌が繁殖しやすくなります。冷蔵庫内のほかの食品が温まってしまう心配もあるため、ある程度冷ましてから保存するようにしましょう。
- スープの粗熱を取る
- 保存容器に入れて密閉する
- 冷蔵庫に入れる
清潔な保存容器を用意して、粗熱を取ったスープを入れて保存します。
汁物であるスープの保存では、液漏れしない容器を選ぶのも重要です。
密閉性の高い保存容器を選ぶことで、液漏れを防げるだけでなく酸化や乾燥を防ぎ、日持ちをよくするメリットもあります。
ただし、中で雑菌が繁殖しやすくなるため、冷蔵したスープを温めたあとに再度冷蔵保存するのは避けましょう。
冷蔵保存する場合は、一度に食べ切れる分を小分けにして保存する方法がおすすめです。
スープの冷凍保存方法
スープを3日以上保存したい場合は、冷凍保存する方法がおすすめです。冷凍保存すれば、3~4週間ほど日持ちします。
ただし、食材によっては冷凍することで食感が変化するものがあるので注意が必要です。冷凍すると食感が変わりやすい食材の例としては、じゃがいもやこんにゃく、豆腐などがあります。
じゃがいもはスカスカとした食感になり、こんにゃくや豆腐は水気が抜けてスポンジのような食感になります。じゃがいもは冷凍前に取り除くか、食感が残らないペースト状につぶしておきましょう。こんにゃくや豆腐も、小さく切って保存するのがおすすめです。
- 冷凍に不向きな食材を取り除くか、つぶしたり小さく切ったりする
- スープの粗熱を取る
- 冷凍可能な保存容器に入れて密閉する
- 冷凍庫に入れる
具をマッシュしてあるスープやポタージュは、食感が変わりにくいので冷凍に向いています。
作る前から冷凍保存する予定がある場合は、冷凍しても食感が変わりにくい具材を選び小さめにカットしておきましょう。
また、冷凍保存したスープは食べたい分だけ解凍することが難しいため、一食分ずつ分けて保存しておく方法が便利です。
保存期間が長い分、冷凍庫内でかさばらない容器を選ぶのも重要です。電子レンジで解凍したい場合は、電子レンジ使用可能な容器を選びましょう。
スープの保存容器を選ぶ際のポイント
スープを保存するなら、長持ちさせて温め直しも簡単にしたいですよね。
そんなときは、保存容器にこだわるのがおすすめです。ここでは、どんな容器がスープの保存に適しているかを解説します。
真空保存できる密閉容器がおすすめ
スープを日持ちさせつつ美味しさもキープしたいときは、真空容器で保存する方法がおすすめです。
真空容器で保存するとスープが空気に触れないため、酸化や乾燥から守ってくれます。
そのため、通常の容器よりも長い期間保存が可能です。また、冷凍すると食感を損なってしまう食材が入っているスープの保存方法に適しています。
電子レンジに対応している容器がおすすめ
冷蔵や冷凍で保存したスープは、電子レンジで温める方法が簡単です。あらかじめ電子レンジに対応した容器で保存しておくと、そのまま温められて便利。
急いでいるときや小分けにして食べたいときに気軽に調理できてよいですよね。
スープの保存におすすめの保存容器
スープを保存する方法として、容器選びも大事なポイントです。使い勝手がよく、スープが液漏れしないことが最重要。
容器にはさまざまな素材や形状がありますが、それぞれの特性を活かして自分好みの容器を選ぶのがおすすめです。
スープを作り置き保存する際のポイント
スープを作り置き保存する場合、どんなことに気を付けるとよいのでしょうか?
冷蔵や冷凍で保存するからこそ注意しておきたいポイントをチェックしましょう。
小分けにして保存する
冷蔵庫や冷凍庫で保存したスープを一度温めた場合、再度保存するのは避けましょう。
何度も温めたり冷やしたりを繰り返すと、傷みの原因になります。
そのため、スープは小分けにして一度に食べ切れる分ずつ保存しておく方法がおすすめです。
特に冷凍保存する場合は食べたい分だけ取り出すのが難しいため、小分けにして保存しましょう。
スープを頻繁に作り置きする場合は、食べ切れるちょうどよい量が入る容器を用意しておくと便利ですよ。
日持ちがよく保存方法に適した材料を選ぶ
スープを冷凍で保存する場合は、材料選びが重要です。
冷凍すると食感が損なわれるじゃがいもや根菜は、つぶしたり小さく切ったり、取り除いたりして冷凍する必要があります。
水分の多い野菜や豆腐は、冷凍すると食感が変わってしまうことも覚えておきましょう。
冷凍によって食感が変わる食材は選ばず、冷凍しやすい野菜や肉類を選ぶのが簡単な方法です。
そして冷凍保存する場合は、どんな材料も小さめに切っておくのがおすすめ。
ゴロゴロ野菜のスープのような具材が大きいスープは、冷蔵保存期間内に食べ切るのがよいでしょう。
保存期間により保存方法を変える
作り置きしたスープの保存方法は、3日以内に食べ切れるかどうかを目安に判断しましょう。
3日以内で食べ切る場合は冷蔵、もっと日持ちさせたい場合は冷凍で保存する方法を選ぶとよいです。
どちらの保存方法であっても、できるだけ早めに食べ切りましょう。
作り置き保存におすすめのスープレシピ3選
簡単で美味しい、さらに栄養もたっぷり摂れるおすすめの作り置きスープレシピをご紹介します。
親しみがあり、日々の献立に役立つレシピをピックアップしたので、作り置きスープを作る際の参考にしてみてください。
スープを正しく保存して日々の食卓で活用しよう!
スープが余った場合や作り置きしたい場合、正しい保存方法を選べばいつでも美味しいスープが楽しめます。具だくさんで食べ応えのあるスープは、作り置きしておくと何かと便利。朝食や夕飯、さらにお弁当まで幅広いシーンで役立つはずです。
スープは大量に作ることで、具材の旨味が絡み合い美味しくなる料理です。ぜひたくさん作って冷蔵庫や冷蔵庫にストックし、気軽にスープのある暮らしを楽しんでくださいね。
ツヴィリング マーケティング部 監修