更新日:2023年6月6日

1. 低温調理ではなぜ火が入りすぎることがないのか?

低温調理では、食材を調理する温度に水温を設定するので、加熱しすぎることがありません。さらに水温は、その設定された温度を保つようにコントロールされているので、調理中の温度が一定です。

食材も水温と同じ温度に保たれるため、火を強くしすぎた、入れすぎてしまったというようなことが起こりません。

2. 食材にあった温度と調理時間を

低温調理では、食材にあった温度と調理時間を設定することが大切です。例えばステーキの調理での、ミディアムレアは55℃、ミディアムは65℃前後、さつまいもは88℃での設定が必要です。食材別の調理温度は食材別 温度と加熱時間の目安 をご覧ください。

調理時間は食材の厚さによって異なります。

3. 調理時間が長いレシピの場合

調理時間が長いレシピの場合、低温調理中に、水分が蒸発してお鍋の中の水量が減ってしまいます。その場合、水位が最低水量を下回らないようにしてください。

低温調理器を使ったまま使える蓋も販売しています。蓋をお使いただくことで、蒸気を逃がしにくくなり、水を補充する必要も減ります。また蓋をすることによって最大約50%の省エネに。

4. 野菜調理のコツ

低温調理と聞くと肉や魚のイメージが強いですが、野菜も美味しく調理することが可能です。

例えば、ブロッコリーは、鮮やかな色を保ちつつ、崩れることなく調理できます。

また直接水に触れず、比較的低い温度で調理するので、茹でるよりも多くのビタミンや栄養素を逃がさず調理ができます。

5. 食材本来の味を生かす

真空パックに入れて調理するので、風味を逃がすことなく、閉じ込めることができます。そのため、お肉は肉汁で調理することができ、より濃厚な風味に仕上がります。

また、ニンニクやハーブなどで下味をつけ、真空にすることで、より早く均一に味を染み込ませられます。

6. 真空保存バッグは再利用可能

フレッシュ&セーブの真空保存バッグは再利用可能です。低温調理に使用する際は、調理中にジッパーが水に浸からないように浸からないように気を付けてください。ジップ部分がお湯に長時間浸かると、うまく密閉できなくなる可能性があります。

注意:鶏肉など肉類を調理した場合は、70℃以上のお湯で洗ってください。

7. フライパンで仕上げる

お肉やお魚は低温調理後、フライパンで食材の表面をさっと炙ることで、パリッと仕上げたり、ロースト風味を加えることができます。

8. 場所を選ばず調理可能

コンセントが届く場所であれば、キッチンのコンロの上でなくても調理可能。なので同時にコンロを使って他の料理も作れます。

9. 温水でスタートすれば時間を節約

低温調理器のヒーターでお湯を沸かすこともできますが、すでに温まっているお湯を鍋や容器に入れれば、より時短に。

10. まず食材を洗う

真空保存バッグに食材を入れる前にまず、食材はきちんと洗い、水分を拭き取ってください。また、使用する真空保存バッグもきちんと清潔であるものをご使用ください。

11. マリネも簡単

オイルやマリネ液を入れたまま低温調理をすることができます。また真空パックにしているので、味もよく染み込みます。

フレッシュ&セーブを使用する場合、液体が真空ポンプの中に入らないように気を付けてください。 低温調理に使用したオイル煮などのオイルは調理後、パスタに美味しくアレンジ可能です。

12. 低温調理におすすめ食材

ほとんどの肉、魚、野菜は低温調理をしていただくことができます。しかし、鶏肉の場合、細菌の発生を防ぐため、調理後、すぐに取り出してください。

またエキストラバージンオリーブオイルやニンニクを使う場合、調理時間を短くしないと、食材に苦味がでることがあります。

ますはぜひ挑戦してみてください。

ツヴィリング マーケティング部 監修

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